【体験談】ASD当事者が飲んでいる薬を紹介

ASDの日常

皆さんこんにちは。みなみ。です(*´ω`*)

私は30代で発達障害(ASD)と強迫性障害と診断されました。

この記事では、私の発達障害(ASD)体験をもとにメンタルについて投稿しています。

質問者
質問者

発達障害(ASD)の方は、どんな薬を飲んでいるのか知りたいです。

以上の方向けに記事を作成しました。

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一番初めに処方された薬(セルトラリン)

メンタルクリニックに通院して一番初めに飲んだ薬の1つ目は、抗うつ薬のセルトラリンです。

セルトラリンは、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)で、脳内のセロトニン活性を高めることで、気分の落ち込みや不安を軽減します。

25mgの少量から初めて、100mgまで徐々に上げていきました。

感覚的な感想になりますが、今まで不安感でいっぱいだった頭の中がモヤがかかったような状態になり、集中しすぎて周りが見えなくなることがなくなり、気持ちが楽になりました。

また、飲み初めは吐き気や不安感を感じていましたが、しばらく飲み続けて慣れたら副作用は治りました。

あと日常生活には影響しませんが、性欲の減退やオーガズムを感じづらくなり、何かと辛い経験をすることがありました。

幻覚や妄想を軽減させる薬(リスペリドン)

2つ目に飲んだ薬はリスペリドン1mgです。

リスペリドンは、幻覚や妄想を軽減させる第二世代抗精神病薬で、セロトニン・ドーパミン遮断薬(SDA)というグループに属しています。

ドーパミンだけでなくセロトニンもブロックすることで、過剰なドーパミン遮断を和らげます。幻聴や妄想といった陽性反応にしっかりとした効果が期待でき、陰性症状(意欲減退や感情鈍麻)や認知機能の改善に効果が期待されます。

そして気持ちを落ち着かせる鎮静作用が認められる為、衝動性や興奮を落ちつかせるために使われたり、不安や不眠に効果を期待して使われることもあります。

セルトラリンでは効果がなかった強迫性障害が原因の『一度気になることや衝動があると、それがバカらしいことだと分かっていても頭から離れず、自分では止めたいと思っていてもやめられない』症状の頻度が減って、生活がかなり楽になりました。

副作用は少し眠気があることくらいです。

神経活動を抑える睡眠薬(ゾルピデム)

3つ目は、布団に入ってもなかなか寝付けず夜眠れなかったので、ゾルピデム5mgを飲んでました。ゾルピデム(マイスリー)は、非ベンゾジアゼピン系に分類される睡眠薬になり、脳の機能を低下させる作用があります。

覚醒に働いている神経活動を抑えることで、眠気を促していきます。

疲れ切って眠ってしまうときに近い状態を作り出し、強引さのある効き方になります。薬を飲むと、すぐにオール明けの眠気のようなものが一気にきて、ストンと眠れるようになり、効果を実感することが出来ました。

無理に歩こうとするとふらつきを感じるレベルで効きました。

朝起きてからは、ふらつきなど感じることはなく、少しのだるさはありましたが普通に生活は送れました。

飲んでいるうちに朝のだるさなどもなくなり、副作用を特に感じることもありませんでした。

薬を止めた時どうだったか

次に通院を中断していた期間中の薬を辞めた影響についてですが、セルトラリンとリスペリドンは特に依存することなく、辛いと感じることもなくスムーズに止めることが出来ました。

ただ、強迫性障害が原因の『一度気になることや衝動があると頭から離れない』症状は、薬を飲み始める前のように頻繁に現れるようになりました。

ゾルピデムについては止めることによって夜眠れなくなり、寝付けず多少辛くはありましたが1週間ほどで眠れるようになりました。

ここまで見ていただきありがとうございました(*´ω`*)

それでは、また(´∀`*)ノシ

出典:https://youtu.be/j44yyMq92e8

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